自立支援
2019年05月10日
カナエールの反省
(カナエール終了の経緯はこちら)
一方で、カナエールで反省することがいくつもあります。
◆スピーチを奨学金受給の条件としたこと。
当事者によるスピーチは、小さなNPOがお金を集めるための苦肉の策でした。
ある寄付者から言われたことがあります。
「本当はスピーチなんかしなくたって、大学に進学できる社会になったらいいのにね。」
実際、進学したいけど、お金がないから、嫌だけどスピーチするしかない。という子もいました。
ただ進学したいだけなのに嫌なスピーチを強制してしまい、申し訳なかったと思います。
◆感動するレベルを求めたこと。
会場に集まってもらい、スピーチを聴いてもらう目的は、前述の通りお金を集めるためでした。
せっかく頑張って登壇してもらっても、お金が集まらなければ奨学金を払い続けることはできません。
そのため、「夢を語る」と言っても、例えば「パティシエになりたい!」とただパティシエの魅力を語るだけでは、彼らのおかれている環境や進学への切実な思いは伝わらない。
相手の心に届かなければ、お金を出してもらうことができないため、スピーチはレベルの高いものを求めました。
生い立ちを語ることは強制しない、本人の意思に委ねることにしていましたが、振り返ってみると毎年半分くらいの人が生い立ちに関わる内容をスピーチに盛り込んでいました。
そのため一部の方から「かわいそうな経験を話してお金を集めている」という批判を受けました。
それぞれの思いを一生懸命に届けたいと語られたスピーチでも、そんな風にいわれてしまう仕組みだったことを、申し訳なく思います。
◆自己開示のリスクへの配慮が至らなかったこと。
無理やり生い立ちを聞き出すようなことは止めてください、とエンパワ(サポートボランティア)にお願いをしていました。
しかし、自発的に自己開示してくれるものについては、問題ないと考えていました。
後から、自分のことを話しすぎてしまった後悔があると話している人がいることを人伝に聞きました。
当事者が人前で語るときに、注目されたい、相手の期待に応えたい、もっと喜ばせたい、自分の秘密を話さなければ価値がないと思われてしまう、といった感情があることに、配慮が至りませんでした。
前述の通り、スピーチの質を上げる目的からスピーチコンテストとして賞をもうけたことも、自己開示を促すことにつながりました(ただし奨学金は一律)。申し訳なかったと思っています。
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コエールは、これらの反省を踏まえて、対策を取っています。
・活動参加前に、想定されるリスクや対策について説明し、了解を得たうえで申し込みをしても らう。
・自己開示のリスクや、経験を安全にシェアする方法を学ぶワークショップを実施する。
・スピーチの登壇を強制しない。途中で参加辞退できるようにする。
・社会的養護出身者が企画運営に携わり、当事者の不安や不満を聞き取って運営に反映する。
・スピーチ原稿を事前に第三者(協力者、当事者活動推進者など)に確認してもらう。
もちろん、これらをやったからと言って万全とは言えません。
本人が話したい、と言うことをどこまで周りが制御するのが正解なのかもわかりません。
リスクと向き合い、考え続けるしかないと思っています。
子どもが傷ついたらどう責任をとる?
言われる度に、悲しくなるフレーズ。
子どものために何かしようとしている人で、子どもを傷つけたい人がいるわけない。
だから、このフレーズは、支援にかかわる人をすごく強く萎縮させます。
親からの虐待などにより、心に傷を持つことが多い社会的養護の子どもたちを支援する以上、関わり方に慎重になるのは、当然必要なことです。
ただ、慎重も行き過ぎると、腫物に触るような対応をしてしまいます。どれだけ研修を受けようと、どれだけ気を付けていようと、傷つけてしまう可能性はゼロにはなりません。
究極、ゼロにするには「何もしないこと」しかない。
傷つける可能性を指摘する方も「何もしないでください」と言っているつもりはないと思います。ただ、純粋に心配で言っているのだと理解しています。
なので、子どもの傷つきを心配される方に、お願いがあります。
どんな行為により、どんな傷がつく可能性があり、どんな対策をとればいいのか、をできるだけ具体的に教えていただきたいです。
予防策をとることで、子どもを傷つける可能性を下げることに、ぜひご協力いただきたいです。
あたり前のことですが、「効果や意義」、「リスク」、「対策」、「コスト(労力や費用)」を考えあわせて、判断します。
責任の取り方について、ある人が教えてくれました。
できるだけの予防策をとる以外にできることは「起こったことに対応する覚悟を持つこと」だと。
私の言動が子どもを傷つけてしまったなら、反省すべきところは誠意をもって謝り、その傷をいやすためにできることがあるなら全力でする。そうありたいと思います。
2016年02月26日
国に期待する、新しい退所後支援制度
今朝のNHK「おはよう日本」で、児童養護施設のことがニュースになりました。取り上げていただいたNHKさま、ありがとうございました!
長きにわたり対応してきたゆってぃ、おつかれさまでした! 取材に協力してくれた退所者とその出身施設のみなさま、ありがとうございました。
さて、その中で、児童養護施設で暮らせる期間を22歳まで延長する方向で厚労省が検討を始めるという話。
児童福祉法の年齢を20歳まで引き上げるという議論にも重なりますが、根本的な問題解決になるのかな~という疑問を持ちました。
理由は、3つあります。
1つ目はニュースでも指摘されていたように、施設の受け入れキャパが十分ではないから。
虐待で保護が必要な子どもたちは増加している中、退去期限が延びればさらに枠を減らすことになってしまいます。
2つ目は、就職先や進学先が施設から通える場所とは限らないから。
交通の便が悪い場所にある施設は多く、そこから通うことを前提とすれば、ますます選択肢は狭まってしまいます。
3つ目は、施設の生活が延びること=自立ができる、とは言えないから。
親元にいて自立に迫られないため働かない若者がいるのを考えれば「自立を迫られる環境」というのは、マイナスの側面だけではありません。
一方で、ニュースでもちらっと紹介された退所後の生活資金の実質給付(児童養護施設退所者等に対する自立支援資金貸付事業)は、とても良いと思っています。
これは、
-就職者であれば2年間の家賃相当額、
-進学者であれば正規修学期間の家賃相当額と生活費月5万円
5年間の就業で、返済が免除になる、というものです。
各施設の事情やそれぞれの進路選択で、制約を受けることはなく、誰でも公平に使えるものです。
この制度を活用すれば、経済面での自立のハードルは大きく下がります。
貸付&一定条件を満たせば返済免除、という形にしているのも、自立に向けたモチベーションを保ちやすくなります。
(「5年の継続就業」という条件が適当かどうかは、別にして)
今後の制度に期待したいのは、絶対に起こりうる「上手くいかなかった時」の対策です。
例えば、仕事を辞めてしまった時。
体調を崩して、働けなくなってしまった時。
ギャンブルにはまって、借金を抱えてしまった時。
人間関係が上手く行かず、メンタルが落ち込んでしまった時。
上手く行かなかった時、やり直しができる仕組みが必要です。
措置が切れても、何歳になっていても、戻れる場所があるというのは、大きな安心感につながります。
お金の心配なくご飯が食べられ、寒さに凍えることなく寝られ、必要な医療が受けられ、就労支援が受けられれば、
もう一度がんばってみよう、という意欲もわいてくるのではないかと思います。
失敗してもいい前提でもう一度やり直しが利く、一人ひとり全くことなる事情に柔軟に対応できる仕組みを、作ってほしいです。
2015年01月26日
巣立ちプロジェクト2014を終えて。
退所後孤立しがちな子ども達に、分かり合える仲間、相談できる大人の存在も必要です。
巣立ちプロジェクトを受けたからって、必ず自立できるってことでもありません。
「応援してくれる大人がこんなにいることを知って、勇気がわいた。」
2015年01月17日
セルフリーダーシッププログラム誕生ストーリー
研修は有料で15万円です。(※但し、初年度の今年は10万円です。)
そうかといって、本業と全然異なる事業に力を割かなければいけなくなっては本末転倒。悩ましいところです。
これまでに200人以上のサポーターがこの研修を受けており、NPOの収入源の一つになっています。
リーダーたちの嘆きが聞こえてきます。
もしも、他者に依存し、上から言われたことだけをやればいい、と考える社員ばかりになってしまったら、会社の活力は失われてしまいます。
リーダーの育成は、会社の死活問題です。
そんなリーダーを座学とOJT(カナエールのエンパワ活動)で育てる研修ができないかと考えたのです。
加えて、小さなことかもしれませんが、研修費(全額経費)で、社会貢献ができることです。
一方で、子ども側のメリットはどうでしょうか?
もし、研修を受ける人(=エンパワ)が、企業から送り込まれてイヤイヤ参加している人だったら、そんな人に支援してほしいと思うでしょうか?
企業が育成したいと思う人材と、カナエルンジャーが必要としている人材がマッチしなければ、プログラム自体が成り立たなくなってしまいます。
それでも、まずはやってみないと課題もわからないと思ったので、昨年、カナエール2014のエンパワから10名にトライアルでこの研修を実施することにしました。
一緒にプログラムコンテンツを考えてくれたのは、5人のプロフェッショナルたちでした。
通常は、それぞれがビジネスの現場で、研修講師やコーチとして、活躍しているメンバーです。
座学での学び、カナエールで実践しようとする前向きで意欲的なエンパワの存在は、カナエルンジャーにとっても、 チームにとっても、プラスに働きました。
Before /AfterでEQ診断を実施したところ、劇的に変化を見せた人もいました。
ですが、企業向けに研修を売っていくのは、難しいという結論に達しました。
2つの理由があります。
一つは、参加した人によって成果がバラバラだったこと。
「必ずこれができて、これが身につきます」と言えないと、企業への研修とするには無理があります。
当初、「ビジネスで必要なリーダーシップが身につくこと」というコンセプトを、「自ら考えて動けるセルフリーダーシップが身につくこと」と変更したのも、このためです。
もう一つは、「自分から参加したいと思うこと」が、まずは参加の最低条件だと考えたからです。
「自ら動くリーダーシップ」を身につけようとするとき、参加のきっかけが「会社に言われてきたから」では、学びに不可欠な意欲があるのか疑わしいです。
本や講義だけでは学べないことを、同じ成長意欲のある仲間と学び合うことができるのです。
日頃の仕事とは全く違う環境、上下関係やしがらみも何もない人たちの中に身を置く経験だけでも、貴重です。
ゼロから作り上げる経験を、「こんなに夢中になったのは学生の時以来」と言う人もいます。
誰かのために夢中になる中で、自分と向き合わざるを得なくなります。
自分の課題に気づき、言語化し、整理して、学びに変えていく。
最後に、この研修の価格設定、15万円について。確かに高いです。
ですが、この金額は、日頃ビジネスで研修をしている講師陣たちの感覚では、「安い位」。
世の中にあふれる自己啓発セミナーと比べても、全く遜色ない、自信を持って提供するコンテンツです。
主催がNPOだからって、価値を下げたくない。そんな思いで設定しました。
2014年07月07日
カナエール2014、大盛況で終わりました!
1000人ってハードルが、想像以上にやっぱりすごい高かったのでした。f^^;
とにかく必死でした。
だから、いつまでたっても多くの人がこの問題について知らない。理解できない。
2012年10月28日
横浜市から、事業を受託しました!
「よこはまPort for」の利用案内です!
2012年08月01日
カナエール継続サポーター募集!
今年7月1日に行われたスピーチコンテストは、およそ300人が会場に詰め掛け、若者たちの思いのこもったスピーチに涙しました。
「すごく良い仕組みだね」って、とても多くの人に言っていただきます。
もちろん、とても嬉しいです。
でも、まだまだ上手く行ってない部分がたくさんあります。
褒められれば褒められるほど、現実とのギャップが開いていきそうで、正直怖いです。
★一番の課題は、奨学金の原資となる寄付。
カナエールは、一時金30万円と、卒業まで毎月3万円の奨学金を返済不要で給付します。
4年制大学なら、一人174万円
2年制大学なら、一人102万円
このお金は、個人からの継続寄付と、企業からの協賛、一般寄付、コンテストの入場料で成り立っています。
企業からのご協賛は、昨年は1口250万円を超える寄付が4社からありまして、非常にありがたかったのですが、今年は、アドビ システムズ 株式会社1社のみです。
企業からのご寄附は、会社の経営状況や方針に左右されるのは、やむを得ないこと。
安定的に資金を確保していくには、個人からの継続的なご支援が欠かせません。
カナエールは、1口2000円×15口の3万円で、1人分の月々奨学金を支援する仕組み。
現在、103口の継続サポートをお申込みいただいています。
一方、奨学金を支給しているのは、18人。
(※うち2名は、来春、高校卒業後に支給開始)
昨年の貯えで、18名分の卒業までの奨学金を確保していますが、今後、新たな奨学生を募集していくには、見通しは、たいへん不透明です。
このままでは、全国展開なんて、夢のまた夢。
下手したら、今のカナエールだけでも、来年の募集人数は、5名程度に留まりそうです。
ぜひ、奨学金継続サポーターになってください。
そして、希望格差に苦しむ若者たちが、一人でも多く、進学できるよう支えてください。
心から、みなさまのご協力をよろしくお願いします。
継続サポートのお申し込みは、こちらから。
2011年11月28日
自立ナビゲーター募集!
そして、3月になれば、施設の高校3年生は巣立ちの日を迎えます。
1人暮らし準備セミナー「巣立ちプロジェクト」に参加中の高校3年生たちも、
期待や不安、複雑な思いで今を過ごしていることと思います。
今日は、そんな彼らへの退所後支援の一つ「自立ナビゲーション」を担ってくれる
サポーター「自立ナビゲーター」の募集について、ご案内させていただきます!
***
B4Sの退所者サポートメニューには、巣立ちプロジェクトが終わったアトモ、交流を続けて
いく「アトモプロジェクト」があります。
2か月に1度のセミナーや、週に1回のメルマガ、誕生日カードなど、孤立しがちな
退所者に、様々なアプローチを継続的に行っています。
ところが、こちらの思いとは裏腹に、退所者は「欠席」とか、「レスナシ」とか、なかなか
思うようにならないことが多いです。
退所後支援のムズカシサ、です。
その中で、マンツーマンの見守りサポート「自立ナビゲーション」は、最も効果がある
のではないかと、手ごたえを感じているプログラムです。
***
自立ナビゲーターを、一言で言うと。
★「自分に関心を持ってくれてる近所のお兄さん、お姉さん」
日頃は、笑顔で挨拶や冗談を交わすような関係です。
何か悩み事がある時は、親身になって相談に乗ってくれるような人です。
物理的に「近所」に住むことは難しいですが、精神的に自分の近くにいてくれる存在。
仕事の愚痴も聞いてくれるし、恋愛のアドバイスもくれる。
時には、真剣に自分のことを叱ってくれる。
***
今年、自立ナビゲーションを受けているルーキー(私たちが支援する退所者のこと)は、約40名。
来春、自立ナビげーションを希望するルーキーは、「60人」と予想しています。
現状では、「自立ナビゲーター」が、ぜんぜん足りていません…。
正直、自立ナビは、簡単な支援ではありません。
1年を通して、月に1回、ルーキーと会う、という物理的なたいへんさももちろんありますが、
それよりも、精神的なたいへんさ、です。
ルーキーは素直じゃなかったり、気まぐれだったり、ルーズだったり…。
振り回されることも少なくありません。
それでも、半年ほどたち、関係が少しずつできてくるといろんな話を聞かせてくれます。
また、ルーキーが抱える問題は、あまりにも困難なことが少なくありません。
胸が痛くなったり、無力感を感じたり、とても自立ナビ1人じゃ抱えきれないことが
多々あります。
そんな自立ナビのみなさんを、プロジェクトリーダーと、スーパーバイザーが
きめ細やかにサポートしてくれています。
個人ではできないことも、組織ならできることがあります。
***
「自立ナビをやってみたい」と思ってくださった方、ぜひ、チャレンジしてみてください。
人のためにやさしくなること、一生懸命になることで、自分自身も大きく成長できます。
2011年01月19日
政治を動かす「タイガーマスク現象」
タイガーマスク現象で、長年の懸案でした職員配置基準の問題にまで、メスが入ろうとしています。
様々な課題がある中でも、配置基準の改善は、施設関係者の間では、切実な問題でした。
しかしながら、その増加費用は大きく、実現は不可能ではないかとあきらめムードさえ漂っていましたので、
本当に伊達直人様様でございます!
施設の問題として、もう一つ強く訴えたいことが、退所後の支援です。
◆退所した子どもへの公的支援は、皆無。
18歳になると、施設を退所しなければなりません。
また、18歳未満でも高校に通わない子ども(中卒で働く子や、高校中退する子)は、施設を出なければなりません。
昨年の法改正で、手続きをとれば、最長20歳の誕生日前日まで施設入所延長ができるようになりましたが、本当に特別な場合(病気や重度の障がいなど)だけです。
「児童福祉法」は、18歳の誕生日前日までの子どもを「児童」としているため、18歳になった子どもは、「児童福祉法」で守ってもらえないのです。
平成16年には、「退所後の支援」が、施設の役割として付加されましたが、予算が配分されたわけでもなく、努力義務に留まっています。
ただでさえ、人手不足ですから、施設を退所した子どもたちのサポートまで手が回らない施設が大多数です。
つまり、施設を出ると「公的支援は、なくなる」のです。
◆一人一人の事情に合わせた自立支援
私は、自立の準備が整ったかどうかは、年齢によって判断されるべきではないと思っています。
ましてや、中卒や、高校中退する子は、学歴の低さや対人関係力の低さなどから、生活困難に陥ることが簡単に想像できます。
「児童養護施設」という箱を出たら、「自立できるはずだから支援はしない」なんて、ありえないと思っています。
親の代わりに施設や里親など社会で育てている子どもたちです。
自立できるまで社会がサポートするのは、当然のことではないかと思います。
「家庭の事情」、「自立の準備度合い」、「今後の生活の見込み」など、子ども一人一人で、全く異なります。
しっかりしている子は、どんどん一人暮らしを経験させていったらいいでしょう。
施設出身者には、本当にびっくりするほどしっかりした子がいます。
一方で、ひどい虐待を受けていたり、施設で十分に心の傷を回復できてなかったりする子もいます。
自傷行為(リストカットなど)や、反社会的行為に走ってしまう子もいます。
まだ自立できない子には、サポートする側がしっかりと体制を整えて、サポートできたらよいと思います。
つまり、一人一人に合わせ、自立できるまでサポートできる、丁寧な支援体制が欠かせません。
◆タイガーマスク現象をブームに終わらせない
しかしながら、これまでできてないのには、いくつもの事情が重なっていると思います。
一番大きいのは、「政治に働きかけるチカラがなかったこと」。
経済力も、投票権も持たない子どもたちの環境を変えられるのは、「政治を動かす社会の関心」なんだと、
今回のタイガーマスク現象が教えてくれました。
「伊達直人」さんが、これからも、子どもたちを応援し続けること。
この現象をブームに終わらせないことが、子どもたちの状況を改善していきます。
私も、子どもたちを支援する立場から、積極的な発信を心がけます。
是非、今後も応援をよろしくお願いいたします。