子育てと家族

2009年09月07日

美容院店長の嘆き

昨日、ンヶ月ぶりに美容院に行って来ました。
もう8年以上お世話になっている美容師さんは、いまや店長さん。
その人の技術はもちろん、人柄が大好きなので、やむなく指名料を払って通い続けています。

さて、そんな店長と「美容師」という仕事について、話したことです。

*****

「施設の子たちの就労支援、進学支援をしようと思っているんですけど、美容師って人気があるんですね。手に職がつくし、かっこいいから。実際の所、就職のニーズってどうなんですか?」

店長「ありますよ~。表参道のこの店、とかこだわるならオーディションに受かるくらいの狭き門ですけど、一般的に美容師は給料安くてキツイですからね。回転も速いんですよ。」

「へぇ~。例えば、店長の専門学校の同期で、まだ美容師やっている人の割合ってどの位なんですか?」

店長「いや、もう全然いないですよ。余裕のある家で育った人は、甘えがあるんでしょうかね~。今年、4月に採用した子、3人とももう辞めちゃいましたからね。美容師を目指すって専門学校に通っても、就職して半年たたずに辞めてしまうんですよ。その理由が、

『フリーターやっている友達の方が稼ぎがよくて、好きなように遊んでいるから、自分もそうしたい。』

親の金をなんだと思っているんでしょうね。聞いたらね、その子が言うんですよ。

『親は好きなことをやれって言ってます』

って。私が親だったら、ぶん殴ってますけどね。彼らは、いつ生きていくことのたいへんさに気づくんだろうかと心配ですよ。」

*****

う~ん。日本の親たち、大丈夫でしょうか!?
子どものためによかれと思ってやっていることが、裏目にでている気がします。

子どもが自立することについて、普通の親たちも、もっと真剣に考えなくちゃいけないんじゃないかなと思いました。

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2009年05月05日

金銭教育


私自身、金銭教育など受けた記憶もないですし、正直に言うと家計簿をつけたこともありません。(汗)

元銀行マンの夫が頼りになることもありますし、もともと贅沢をする性格でもありませんので、
生活が破綻する心配はありませんが、実際、「お金」に対する意識はとても低いと自覚しています。


そんな私ですが、NPOの活動で自立支援を行っていて、「金銭教育」の重要性をひしひし感じています。


そこで、我が家でも、小3の娘と小1の息子に「金銭教育」を始めることにしました。


◆まずは稼ぐこと。

家のお手伝いに、支払い単価を設定しました。

・風呂掃除:10円/1日
・洗濯物たたみ:10円/1日
・洗濯物しまい:10円/1日
・ゴミ捨て:5円/1袋
・資源ゴミ捨て:10円/1袋
・トイレ掃除:10円/1日

これをカレンダーに記録し、1ヶ月経ったところで集計。お小遣いとして渡します。

さらに、洗濯物たたみ(娘担当)と、風呂掃除(息子担当)は、毎日できたらパーフェクト賞(ボーナス)500円。

ちゃんとやると、1ヶ月1000円くらいになるよ~と説明すると、俄然やる気を出す子どもたち。
積極的にお手伝いをしてくれます。

…これで、家事も楽しようという母の野望…(笑)


◆つぎに使うこと。

お菓子やジュースは、自分のお小遣いで買ってもらうことにしました。

休みの日、好きなお菓子を買いに、二人で近所の駄菓子屋に行くようになりました。

また、外出先で「ジュース買って~」と甘えてきても、「お金は貸してあげる、後で返して」と厳しく返すと、
"タダ"の水でガマンするようになりました。

欲しいものはお金を払わないと買えない、買ってしまうとお金がどんどん減る、ということがリアルに理解できたようです。

…これも、最近、夕飯が食べられなくなるまでおやつを食べてしまう息子に対して歯止めを掛けようという母の野望…(笑)


◆あとは、管理することですよね。

お小遣い帳は、まだ用意できてないのですが、もちろんつけさせるつもりです。

また、お年玉を貯金している銀行の通帳は、今でも子どもたちが見たがるのでよく見せていますが、中学生になったらカードを渡して、好きに使わせようと思っています。

大きな金額なら何が買えるのか、利用できるのかを、考え決断する経験や、無駄なものを買って後悔したり、カードをなくして反省したりする経験は、どれも間違いなく人生のいい勉強になるでしょう。

命に別状ない限り、早いうちにたくさんの経験をさせてあげたいと思っています。


また、仕事、家事、育児の両立に悩むお母さんたちにも、是非、この仕組みをオススメします!(笑)

at 08:08|PermalinkComments(2)

2009年02月16日

日常生活


一体、どうやって仕事と家庭を両立しているの?
と、聞かれることがよくあります。

NPOの仕事で、週末も忙しくしているので、家庭は大丈夫かと心配されるようです。

ちなみに、私の同居家族は、夫と娘(小2)と息子(保育園・年長)。

そこで、いつもの一日を紹介します。

====

●4:00 起床。 
レンジでカフェラテを温める間、洗い物を食器棚にしまう。洗濯物を回す。
バランスボールに座り、パソコンに向かう。

●7:00 朝の仕事終了。家事開始。
子どもたちを起こす。洗濯物を干す。朝ごはんの支度をする。

●7:30 朝食。
大体朝ごはんは、味噌汁、ご飯、納豆、昨日の残ったおかず。時々果物。
※味噌汁は、週末にまとめ切りしてある具材を鍋に放り込むだけ。(所要5分)

●8:00 長女の登校見送り。
1週間に1回の頻度で、朝当番(登校班の見送り)あり。
自分の身支度開始。

●8:30 家を出る。
自転車にのって、保育園へ。息子を預ける。

●9:30 オフィスに到着。仕事に没頭。

●18:30 オフィスを退社。
※通常、駅までハイヒールでダッシュ。

●19:10 保育園到着。
長男お迎え。急いでタイムカードを切る。
※19:15を過ぎると追加支払い。

●19:30 帰宅。
洗濯物を取り込む。子どもたちと戯れる。晩ごはんの支度をする。

●20:30 夕食。
通常、1汁2菜。朝の残りの味噌汁、メインのおかずとサラダ。時々果物。
※食事後、気を抜くと座ったまま眠ってしまうので、注意。

●21:00 子どもたち入浴中に家事。
夕食の片付け。食洗機があるので、楽々。
洗濯物をたたみ、しまう。
家事をしながら、長女の宿題(音読)をみる。

●21:30 入浴。
歯磨きも。
※油断すると、眠ってしまうので注意。

●22:00 PCメールチェック。
急ぎがなければ、就寝。
※ベッドに入ってから1分で熟睡。

====

こうしてみると、なんだか子どもたちがあまり出てきませんね。
夫に至っては……(笑)

やっぱり心配!という声が聞こえてきそうです。

大丈夫ですって! 

毎日笑ったり、けんかしたり、むぎゅっと抱きしめたり……
ちゃんとコミュニケーションしてますから!

at 07:02|PermalinkComments(1)

2007年09月24日

光市母子殺害事件

20日、山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審公判があった。

その中で、被害者の母親が、「恵まれない環境に育ったなら、人を殺しても許されるのですか?」と発言しているのを聞いた時、私が支援している児童養護施設の子ども達を思った。

現在、「恵まれない環境」と言える、家庭の事情で施設に入っている子ども達は、全国に3万人もいる。
ただ全員が生まれてから高校を卒業するまで施設にいるわけではなく、ある施設の統計では入所期間平均4年で出たり入ったりする訳だから、単純に計算すれば、4倍以上になる。

そんな子ども達が、家庭環境を理由に犯罪を犯すなら、とんでもない社会になってしまう。家庭環境を、言い訳にしてはならない。


とはいえ、十分にケアされないまま育つ子ども達が成人してから問題を起こすことが多い事実も、やはり無視できない。
子どもの時に、大切にされなかった人、自分の存在を無条件に受け入れてもらえた経験のない人が、弱い心を持っていても、なんら不思議はない。

施設にいる子ども達は、親から見放され(または虐待され)、18歳で施設から放り出され、家族からも社会からも十分に支えられないまま、社会で生きていかなければならない。
施設出身者の中には、悪徳商法や新興宗教のターゲットになったり、自ら死を選んだり、時に反社会行動に走ったりしてしまうことも少なくない。

ある施設関係者が、「施設出身の子ども達にとって、暴力団はある意味、居心地がよい。その位、自分の居場所がある、ということは重要。」と言っていたのを思い出す。


被害者の夫、木村さんをみていて、愛する人を思う強さに感動すると同時に、そういう強い愛情を誰からも受けらることなく育った人たちを思うと、胸が痛い。
自分を大切と思ってくれている人がいるなら、その人を裏切りたくない、悲しませたくない、という気持ちが一つの犯罪抑止力となるのではないかと思った。

at 08:12|PermalinkComments(0)
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