2013年02月25日

大阪の社会問題解決プロジェクト Tomorrow for Japan 

先週、大阪からNPO法人Deep Peopleの牧さん、中尾さんがオフィスに遊びに来てくれました。
 
お二人には、初年度のカナエールで、たいへんお世話になりました。
似たもの同士で、こだわりも思いも強い牧さんと私は、よくぶつかってました。
その間を中尾さんとゆってぃが仲裁してくれるような関係。笑

さて、カナエール後、牧さんはまた面白いことを始めていました。

社会問題を解決する商品を開発するプロジェクトです。

牧さんは、もともとデザイナーで、デザインが得意。
その後、デザインで社会問題を解決しようと障がい者の支援などもされています。

そこからさらに進化していったのが、T4J。

「社会問題を解決したい!」という人たちを集め、アドバイスやサポートをしながら実践を通して、人も、コンセプトも、商品も、まとめて育ててしまうような仕組みができちゃったんですね。

・どういう問題があるのか。
・その問題解決に取り組むは、どんな人か。
・問題解決の鍵を握るのは、どんな商品なのか。
・その商品は、どうやって作られるのか。
・その商品は、どうやって売られるのか。

どの場面にも、ストーリーがあって、魅力的です。
それをT4Jは、全部サポートしちゃうんです。

本当に、牧さんはすごいアイディアマンです~!

しかも、ジャパネットたかたに負けない、大阪弁での営業トーク!

「これ、一本全部みかんでできてるんやで。全部よ、全部!」
…つまり、果汁100%のみかんジュースってことでしょ?
でも不思議と、おいしそうに聞こえてしまうのです。笑


そのT4Jの商品の中で、個人的に一番関心を持ったのが、「布ナプキン」。月経用の。
(この商品解説は、牧さん(男性)から中尾さん(女性)にバトンタッチ。^^)

月経用の紙ナプキンがなかった時代、遠い昔の女性たちは一体どうしていたのか。疑問に思っていました。

その答え。なんと!昔の女性は、経血が出るのをコントロールしていた、というのです。
おしっこやうんちと同じく、「あ、出そう」と思ったら、トイレに行って、出す。

吸収力抜群の使い捨て紙ナプキンが進化するにつれ、人間の身体が退化していったという事実に衝撃を受けました。

布ナプキンは、そんな人間本来の力を取り戻すだけでなく、化学物質を含まないため、子宮等のトラブルが減るそうな。中には、不妊症で悩んでいた方が布ナプキンを使い始めてすぐに妊娠した、ということもあったそうです。

しかも! 洗って繰り返し使え、ゴミが減るため、エコ!
さらに! その制作は、障がい者の雇用促進になる!

興味のある方、ぜひ見てみてください。
Ri+fu


drecom_bridge4smile at 12:58│Comments(1)TrackBack(0) 社会貢献 

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この記事へのコメント

1. Posted by Files   2014年06月29日 13:16
5 社会起業家を相方と共に目指す僕らとしては、こういった活動の取り組みを性別の垣根越えているのは励みになります。

僕自身も、相方のケアや支援擁護もあり、性別の垣根など気にしていれないので、臆せずにケアを勤しんでいます。

デザインアートは、僕らの活動にもあります。共に取り組める事を探求していった中で、新手のデザインアートを相方と共に楽しんでいます。

僕らFilesは、アダルトチルドレン当事者同士が寄り添い、自分たちで悩んで困れるをコンセプトに地道に活動しております。

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