2011年01月16日

理想的な物品寄付とは?

前回、私が把握している施設側の事情をご説明しましたが、続いて私が考える、施設に喜ばれるだろう物品支援の方法について、ご紹介したいと思います。

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●サンタプロジェクト
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すでに、いくつかの会社で行われている、クリスマスのプレゼント提供です。

・例えば予算を「5000円」と決めて、施設の子どもたちからクリスマスプレゼントの希望を聞きます。
・会社は、それを受けて、社員から提供者を募ります。
・提供することになった社員は、自分の担当する子どもの希望を叶えるべく、プレゼントを購入し、メッセージを添えて施設に提供します。
・施設で行われるクリスマスパーティに、サンタの格好をした社員が訪問し、プレゼントを渡すこともあります。

このプログラムは、継続されればなお嬉しいです。
継続いただけると、寄付する人も子どもの成長を追うことができるような関係になります。
また、施設は、年間の予算計画を立てやすくなり、他の事にお金を回すことができるようになります。


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●ネット仲介システム
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インターネットで、寄付の申し出ができ、福祉施設の人は欲しいものを選べる仕組みがあればいいなと思います。

・寄付をしたい人は、画像や商品情報をインターネットサイトにアップします。
・欲しいものがある施設は、掲載された中から、選びます。
・反対に、欲しいものがある施設は、「ください!」をサイトへ投稿します。
・何かを提供したい、と思う人は、そこから選んでプレゼントができます。


こうすれば、マッチングして初めてモノが提供されますので、無駄がありません。

児童養護施設を始め福祉施設の方が、必要な時に、必要な品物を入手することができます。

さらに理想を言えば、配送を宅配便業者が、無料、もしくは格安で請け負ってくださるといいのですけど。

なお、物品の仲介は、「善意銀行」という公共の仕組みがありますが、あまり積極的に活用されていないようです。

また、ブリッジフォースマイルには、高校3年生向け「巣立ちプロジェクト」というセミナープログラムの参加者を対象に、生活必需品の寄付仲介を行っていますが、マッチングの手間や、送料の自己負担、マッチングの時期は2-3月のみ、という課題を抱え、上手く回っていません。


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●リサイクル業者の協力による家電や家具の仲介システム
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18歳で、一人暮らしを始める子どもたちに必要となる、生活家電、家具などの生活必需品を、中古品を扱うリサイクル業者のご協力で提供できればいいなと思います。

・寄付をしたい人は、その物を店舗に届ける、もしくは家に査定&引き取りに来てもらう。
・買取金は受け取らない
・集まった物品の買取相当額のバウチャーを発行し、寄付提供を希望する施設に分配する。
・バウチャーの分配を受けた福祉施設は、直接店舗に出向き、欲しいものを選び受け取る

実現したら、すごくいいと思うのですが、実は、リサイクル業者さんにご相談したところ、なかなか採算の取れる持続可能な事業にはなりにくい、ということでした。
例えば、査定で0円または小額(買い取り価値がない)ということも、十分想定されるからです。

可能性を模索していますが、現在、実現には至っていません。


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このように見ていくと、重要なポイントとして、「受け手が欲しいものを欲しいタイミングで選ぶことができる」というのが、キーになるのではないかと思っています。

寄付をする側も、受ける側もHAPPYになれる仕組みは、必ず創意工夫によって作ることができるだろうと思っています。



drecom_bridge4smile at 22:41│Comments(3)TrackBack(0)この記事をクリップ!児童養護 | 社会貢献

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この記事へのコメント

1. Posted by fuji   2011年01月17日 01:05
思ったのですが、与えられたものに対して、
お返しするシステムはあるのでしょうか。

例えば貧しい国の人や、中国の人など物凄く勉強されていると聞きます(一部の人だけなのかもしれませんが。。)学校に行かなくても、これだけ教育システムがあるなら、やる気があればどうとでもなれる気がします。なんだか、与えられて当然となると悲しいですよね。例えば中国の人は凄いと言われるように、施設の人は凄いというシステムがつくれればいいと思います。例えばないものは自分でつくったり?甘やかすのは決して良い結果にならないかも。
親は自分の子供が豊かに過ごせるように頑張って働くなら、その子供は豊かな生活を過ごす権利があると思います。その結果、親も何かしら満たされているのでしょう。それがもらえなかった子供にもちろん罪はないのでしょうが。それはそれで受け止めて、より一層頑張らないと良くはならないと思います。本当に、今の生活をよりよくしようと子供たちは頑張られているのでしょうか?
こういうことをしたいから。それを与えれもらえたらこういう結果になります。とプレゼンできたら、きっと喜んで与える人は一杯いると思います。あー施設の子供は凄いなと。
勝手な意見すみません。逆に凄く良い環境にいるのではないかと思って、もったいないなとも感じてしまいました。上手くその逆境をばねにする力を与えて欲しいなと思いました
2. Posted by eriho   2011年01月17日 02:00
コメントありがとうございます!
施設の子でも、すごくがんばっている子たち居ますよ。
18歳で、本当にしっかりと自分を見つめて、困難を乗り越えている子どもたちが居ます。
一方で、意欲が全くもてない子、不登校や自傷行為(リストカット等)をしてしまう子もいます。
多様な子どもたちに、一律な対応は、できないと思います。
なので、カスタマイズしなければならず、結局かなり手間がかかります。
物だけが届けられても、根本的な課題は、解決されないのです。
3. Posted by fuji   2011年01月18日 01:01
お答えありがとうございます。
いろいろと難しいのですね。子育ては。。
頑張られている方は先が楽しみですね。

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