2008年03月31日
巣立ちの日
今日、ある施設職員からメールをもらいました。
「今日二人の子どもが満開の桜に見送られて社会に巣立っていきました。なんとしてでも幸せを掴んで欲しいと願わずにはいられません。」
その場面を想像して、思わず涙が出そうになりました。
今日の日を迎えるまで、きっと大変なご苦労があっただろうと思います。
施設にきたばかりの子どもたちは、わがままになったり、乱暴になったりすることが多いそうです。
理由は2つあって、一つは、これまで虐待する親の元での生活で自分の気持ちを出せる環境になかったことからくる反動であること。もう一つは、施設職員が本当に信頼できる人か試すため、だそうです。
施設職員は、そんな子どもたちと生活を共にしながら、信頼関係を築き、一人一人が心に負っている傷を少しずつ癒していきます。
退所しなくてはいけない18歳の春までに、一人でやっていけるまでの準備が整うかどうかは、わかりません。
目の前の子どもの状況と、福祉制度とのジレンマに悩むことも少なくないそうです。それでも、やれるだけのことをやるしかありません。
進路や自活にあたっても、不安な気持ちでいっぱいの中で、一緒に乗り越えてきた職員の皆さんには、本当に頭が下がります。
職員の皆さんが愛情一杯に育てた子どもたちを、今度は社会が、もっともっと子どもたちへの理解と思いやりを持って、支えてあげなくてはと強く思うのでした。
「今日二人の子どもが満開の桜に見送られて社会に巣立っていきました。なんとしてでも幸せを掴んで欲しいと願わずにはいられません。」
その場面を想像して、思わず涙が出そうになりました。
今日の日を迎えるまで、きっと大変なご苦労があっただろうと思います。
施設にきたばかりの子どもたちは、わがままになったり、乱暴になったりすることが多いそうです。
理由は2つあって、一つは、これまで虐待する親の元での生活で自分の気持ちを出せる環境になかったことからくる反動であること。もう一つは、施設職員が本当に信頼できる人か試すため、だそうです。
施設職員は、そんな子どもたちと生活を共にしながら、信頼関係を築き、一人一人が心に負っている傷を少しずつ癒していきます。
退所しなくてはいけない18歳の春までに、一人でやっていけるまでの準備が整うかどうかは、わかりません。
目の前の子どもの状況と、福祉制度とのジレンマに悩むことも少なくないそうです。それでも、やれるだけのことをやるしかありません。
進路や自活にあたっても、不安な気持ちでいっぱいの中で、一緒に乗り越えてきた職員の皆さんには、本当に頭が下がります。
職員の皆さんが愛情一杯に育てた子どもたちを、今度は社会が、もっともっと子どもたちへの理解と思いやりを持って、支えてあげなくてはと強く思うのでした。