2008年04月05日
【報告書解説③】 施設機能の見直し
社会的養護専門委員会の出した報告書を、順を追ってわかりやすーく解説する試みの続きです。
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1. 子どもの状態に応じた支援体制の見直し
(2) 施設機能の見直し
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ここで指摘されているのは、「箱(施設)」の種類はいろいろあるけど、箱に入る「中身(子ども)」にとって、その箱の形状や使い勝手が悪くなっている、箱自体を見直そう、というものです。
児童福祉法という法律の中で、社会的に支援が必要な子どもをケアする施設が20ほど、定義されています。
その中には、「保育園」や「障害児施設」なども入っていますが、特に児童養護施設に近いかかわりをもつ施設をピックアップすると、
□乳児院 (乳児対象)
□情緒傷害児短期治療施設 (情緒に傷害がある児童対象。医療ケア体制が充実)
□児童自立支援施設 (不良行為をなす児童対象。生活指導や心理ケア充実)
□母子生活支援施設 (自立した生活ができない母子対象。)
見直しは、主にケアの質に対して行われます。
子どものニーズに見合ったケアが行われているのか、専門職員の配置は適当か、連携できる体制は取れているのか。
厚生労働省は、今年度この実態調査に乗り出す予定とのことです。
課題が浮き彫りになってくるのを、期待したいですね。
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1. 子どもの状態に応じた支援体制の見直し
(2) 施設機能の見直し
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ここで指摘されているのは、「箱(施設)」の種類はいろいろあるけど、箱に入る「中身(子ども)」にとって、その箱の形状や使い勝手が悪くなっている、箱自体を見直そう、というものです。
児童福祉法という法律の中で、社会的に支援が必要な子どもをケアする施設が20ほど、定義されています。
その中には、「保育園」や「障害児施設」なども入っていますが、特に児童養護施設に近いかかわりをもつ施設をピックアップすると、
□乳児院 (乳児対象)
□情緒傷害児短期治療施設 (情緒に傷害がある児童対象。医療ケア体制が充実)
□児童自立支援施設 (不良行為をなす児童対象。生活指導や心理ケア充実)
□母子生活支援施設 (自立した生活ができない母子対象。)
見直しは、主にケアの質に対して行われます。
子どものニーズに見合ったケアが行われているのか、専門職員の配置は適当か、連携できる体制は取れているのか。
厚生労働省は、今年度この実態調査に乗り出す予定とのことです。
課題が浮き彫りになってくるのを、期待したいですね。